Sing a song ~ただひとつの歌を~
ガラッ ?「遅れました!」
?「スミマセンでした。」

先「スミマセンでしたってお前がんなこ
と思う訳がねぇ、何をした?」
?「喧嘩した。」

ガンッ!!ガンッ!!
?「「ッゥ~~~………!!」」

先生は二人の頭の天辺に拳骨を
食らわせた。今時いるんだ、熱血先生…

?「和くんいてぇよ、頭蓋骨割れる。
俺がバカになったらどうするんだ
よ!」
先「大丈夫だ、元からバカだから。」
?「ひでぇ!!」
?「仮にも先生だろ?暴力反たーい、
訴えるぞ。」
先「大丈夫だ、許可はもらってる。」
?「「誰からだよ!」」
先「そんなこといいから席につけ、SHR
始めるぞ。」

そう先生が言うと茶髪の遅れました!
と入ってきた男と黒に銀メッシュの
男がこっちに近づいてきた。

あー、最悪。こいつらそれなりに
カッコいいじゃん。女どもに
ギャーギャー言われるよ絶対。
めんどいなぁ。
よし、怯えているふりをして
離れとこう。我ながら名案♪

男たちが席につくため椅子をひいたとき
私はわざと少し肩を震わせた。
下を向きてを小刻みに震わせる。
私女優になれるかも!!

?「おい、」

あれ?なんで話しかけてくるの?
いや、そこはさぁ私が怯えず話しかけて
こんな女初めてだ、とかいって
始まるのが王道じゃないの?
私思いっきり怯えて見せたでしょうよ。
なんで話しかけてくるんだ~!
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