大切な僕の思い出



「キャー!龍様〜!!」



「おはようございます!!龍様〜!!」



あー、朝からうるさい
少しも進めないじゃないか
これだから人は嫌いなんだ



無駄に喋って体力使うじゃないか
まぁ俺は一言も喋らないけどな



そんな無駄な体力使うぐらいなら家でのんびりしていたいわ



それにしても前が進めない



しょうがない
喋るしかないか



「うるさい、教室に入れない」



「キャー!!もう今日で私死んでもいいわ〜!!」



じゃあ死ねよ



死ねるもんだったら俺の前から消えて欲しい



出来ないだろうけど



出来ないなら口にするなって話だわ



まぁやっとの事で教室に入れたからいいわ
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