恋あり友あり１
歩花は衝撃の言葉をいい、走り去った。
｢｢本気じゃないから｣｣

その言葉の意味を理解するのには時間がいくらあろうとダメだったと思う。

次に来た考えには、怒りしかなかった。

みほ"許さない。私が好きなのを知っていて付き合っているのに本気じゃないからって…"

私は、動けなかった。

それから、何回か歩花と話したが、やはりどちらかの反論ばかりで終わってしまった。

聖｢みほ。大丈夫か？｣

どうやら私はボーッとしていたらしい。

みほ｢あ、ぅうん！｣

聖｢なんか、最近おかしいぞ。｣
少しの異変にも気づいてくれる聖が優しく、嬉しかった。

聖｢今日は、遊びにいこうぜ。｣
初めて遊びにいこうと言われて戸惑ったが行くことにした。

みほ｢うん!!いくいく。｣


それから二人は×××公園にいった。

聖｢最近駿太が部活に来ないんだ。あいつなら必ず来るはずなんだけど…｣

それを聞いて歩花の態度がとても気になった。

みほ"彼女なら、心配するのがあたりまえなのに"

私が考えていると、なにか察したかのように聖が続けた。

聖｢ま、まぁ。あいつにもいろいろあるよな。｣

聖の気遣ってくれた言葉がうれしかった。

そんなこんなで気がつくともう暗くなり始めていた。

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