自由奔放な恋愛達
しばらく穏やかなでも忙しい日々が続いたある日、事件が起きた。
あたしは1人で夕食の買い出しに出ていた。
家から近所にデパートがある為、歩いて出かけたのだ。
買い物も終わり、帰ろうとしていると後ろから声をかけられた。
「愛さん?」
お店で知り合った女の子かと思い振り返ろうとするといきなり後頭部を殴られた。
意識が戻り目が覚めると、知らない部屋にいた。
声がする。でも、まだ視界がぼやけてよく見えない。
ようやく見えてきて、声の主に声をかけた。
「ここはどこ?あなたは誰?どうしてこんな事するの?」
「あたしはあやなよ。電話で話したでしょう?
あなたが邪魔なの。だからここでこいつらの相手をしてもらうわ」
周りをよく見ると男達が4人。
昔を思い出し怖くなる。
それよりもひいどい状況に青くなる。
1人に手を押さえられ、2人に足を押さえられる。
まわされるのだ...
もうダメだ...
と思った瞬間、扉が勢いよく蹴り破られる。
みんながそちらを見た。