自由奔放な恋愛達
年中無休のお店で私達は同じ日に1日だけお休みをもらっている。
今日は外食をして、ホテルに泊まろうって事になった。
ホテルでのんびりしていたところで、
秋ちゃんの携帯が鳴る。
ちかからだ。
「もしもし?あー。どうしたの?お祭り出るんだ。気をつけなよ、
変なのが多いから。...うん。そうだね。もう遅いから早く寝なよ。じゃあね」
いらいらして、お風呂に入ろうとする所を止められる。
「愛ちん、電話がかかってきただけだ」
「でも、秋ちゃんがちかの心配をしているのが癪にさわる」
「しょうがないでしょ。お店の女の子なんだから」
もう言い合いになってしまって。
「もう出ってよ!!あたしが帰るまでに荷物まとめて出て行って!!」
「わかったよ...」
秋ちゃんはホテルを出て行ってしまった。
はっと気づいて急いでメールする。
「言い過ぎてしまった、ごめんなさい。出て行って欲しいなんて思ってない。
愛も帰るから家で待ってて」
「俺が悪いんだよ。愛ちん1人も幸せにできない。いつも心配や迷惑かけてばっかりだ」
「迷惑かけてると思っているのなら、出て行かないで。愛は秋ちゃんがいなくなったら悲しい」
「わかったよ。家で待ってるよ」