自由奔放な恋愛達
何度でも何度でも根気よく教えてくれる秋ちゃん。
「まずはハーフスイングからだな」
「ハーフ?」
「そう。地面と水平になるようにあげて、ちゃんとしたインパクトを覚えるの。
フェースの向きとかちゃんと覚えなきゃだからね」
「いろいろ難しいねぇ」
「そうだよ、だから楽しい」
秋ちゃんは爽やかな笑顔で笑う。
あたしの好きな顔だ。
あたしはひたすらハーフスイングの練習をする。
次までにうまくなりたい。