自由奔放な恋愛達


でも安心していた。

連絡がきているという事は生きている証だし、
何より、ニュージーランドで何か生きる目的を見つけてくれたのなら
それでいいと思っていた。

しばらくして、

「一緒にテポカ湖に行かない?」

というメールが届いた。

世界遺産に認定されるかもしれない、綺麗な星空が見える所だ。


行きたいけど、秋ちゃんが昼間の仕事をしていない今、
あたしが引き継いでいたのだ。

簡単に予定を組めそうにない。

でも会いたい。

もう思っている事をそのままメールで送る事にした。
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