自由奔放な恋愛達


目が覚めると病院にいた。

家に様子を見に来たお母さんが発見したのだ。

「あんたは...心配させよってっ!!」

平手打ちをくらった。

「あのまま秋ちゃんのとこに行きたかったのに...」


もう泣くしかできなかった。
あたしは生きてしまっているのだ。


「あんたがそんな事しても彼は喜ばんと思うで」

「う...うぅぅぅぅ...」

「あんたはちゃんと生きなあかん!!お腹の子の為にも!!」

「え...?」

「...知らんかったんか??」

「知らんかった...」

「今2ヶ月らしいわ。どうするか自分で決めや」

「...」

お母さんは帰って行った。



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