自由奔放な恋愛達
2006年9月1日

槙ちゃんちでは主婦をやっているあたし。

朝から降っていた雨が昼頃にはあがり、虹がでた。
しかも2つ!!
思わず写メ撮って送ろうとしたら槙ちゃんの方が早かった。

「愛も今送ろうとしてたのにぃー」

「早いもの勝ち　笑」

だってさ。

それからあたしと槙ちゃんは子供の名前を考えたりしていた。

「轟(とどろき)ってすごくない？車が3個もあるよ!!」

「そんな名前嫌。どうするよ、すんごいのが出てきたら」笑

あたしはだんだんつわりがひどくなってきた。
何もしていなくてもすぐ吐いてしまうようになり、体重は落ちていた。
槙ちゃんが心配して、

「ママがちゃんとしないと赤ちゃんが困っちゃうよ」

と言って少しでも無理矢理食べさそうとする。

「わかったよー」

無理矢理少しでも食べる。


次の検診日。
お母さんと行く。
やっぱりまだお父さんは怒っているらしい。

先生が

「まだ袋しか見えませんね。大丈夫ですよ。妊娠に気づいたのが
早かったからまだ赤ちゃんが見えないだけで、
袋は大きくなってますからね。また来週見てみましょう」

ちゃんとした心音が聞こえるまで心配がとまらない。
でもつわりがあるのは安心していた。
”あたしのなかに確かに赤ちゃんがいる”
ってことなのだから。

今日の結果を槙ちゃんに話すと一安心していた。
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