自由奔放な恋愛達

2006年9月20日。

モデルのバイトだった日。
いつもはまっすぐ帰るのだが、この日は珍しく早く終わったから、
友達とご飯を食べてカラオケに行っていた。
久しぶりで楽しかった。
一応行く事はメールしておいたから、携帯をほったらかしにしてた。
帰る頃携帯を開くと、そこには電話とメールの嵐が...

非常事態発生です...。

「ごめん!!携帯見てなかった!!」

素直に謝ったのに、電話がかかってきて

「お前、身体の事考えてんのかよ!!どんだけ心配したと思ってんだ!!」

「ごめんなさい...でも久しぶりだったから楽しくて...」

怖いよーーーー。

「楽しくてじゃねぇんだよっ!!お前だけの身体じゃないんだろ!?」

「そうやけど、そこまで怒らんでもいいやんっ!!」

怒るとついつい関西弁に戻ってしまうあたし。

「とりあえず帰ってこい。今すぐだからね」

はぁー。怖い。普段、穏やかな人だけに怖い。
帰りたくないー。
でも帰らないといけない...

仕方なく帰る事にした。

鬼が待つ家に...。





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