自由奔放な恋愛達
最近はお腹の痛いのもなくて、安心。
でも、逆子だった。
産まれるまでに直ってくれるかな??
最近はベビーバスを買ったり、肌着を買ったり
楽しい事が多い。
珍しく、槙ちゃんがまじめな顔して話があるって言ってきた。
「どうしたの?話って」
「結婚の話。愛、いつ籍入れる?」
「...。」
「何か理由がある?」
「あたし怖いの...。また流産して死んでしまうんじゃないかって。
また、ママになれないんじゃないかって。
それでもしちゃんと産まれなくて、槙ちゃんとの関係が
うまくいかなっかたら、また離婚、ってなったらシャレにならないし...」
「愛...本気で言ってるのか?
俺はもし蓮が産まれてこれなかったとしても、
愛の事嫌いになったりもしないし、離婚なんて考えもしないよ?
愛は俺を信じれないの?」
「そうじゃないよ...。でも、お願い。
ちゃんと産まれてくるまで待って欲しい...」
「...わかった」
槙ちゃんは渋々だけど納得してくれた。
ごめんね、槙ちゃん。
あたしは赤ちゃんが産まれてくるまで、不安定な道を選べないよ...