子犬系男子の溺愛っぷり。
逆にあたしが嫌われてるんじゃないかって思うくらいなんだけど。
だから夏目君の事を面倒だなんて思わないし、むしろ話してると楽しいって言うか落ち着く。
それに好意で話しかけてきてくれてるんだし、それを無下になんて出来ない。
あたしには、出来ないよ……
「黒瀬って一見冷たそうに見えて実は優しいよな」
「? 冷たいと思うけど」
「そう思ってるのはお前だけ」
自分が周りからどうやって見られてるのかは分からないけど、あたし結構冷たいと思うんだよね?
言葉だって素っ気なかったりするし、詩織以外の子と仲良くしてないしクラスに溶け込もうともしないし……
それなのに、斎藤はあたしの事を優しいと言ってくれた。
…素直に嬉しいな。
「黒瀬のいい所は俺が知ってる」
「フっ。…何様?」
「俺様?」
こんな馬鹿みたいな話をする日が来るなんて夢にも思っていなかった。
詩織以外に友達が出来るなんて思っていなかったし、ましてや男友達だなんて一生出来るとは思わなかった。
だから斎藤と仲良くなれて、ただ純粋に嬉しいなと思うんだ。
だから夏目君の事を面倒だなんて思わないし、むしろ話してると楽しいって言うか落ち着く。
それに好意で話しかけてきてくれてるんだし、それを無下になんて出来ない。
あたしには、出来ないよ……
「黒瀬って一見冷たそうに見えて実は優しいよな」
「? 冷たいと思うけど」
「そう思ってるのはお前だけ」
自分が周りからどうやって見られてるのかは分からないけど、あたし結構冷たいと思うんだよね?
言葉だって素っ気なかったりするし、詩織以外の子と仲良くしてないしクラスに溶け込もうともしないし……
それなのに、斎藤はあたしの事を優しいと言ってくれた。
…素直に嬉しいな。
「黒瀬のいい所は俺が知ってる」
「フっ。…何様?」
「俺様?」
こんな馬鹿みたいな話をする日が来るなんて夢にも思っていなかった。
詩織以外に友達が出来るなんて思っていなかったし、ましてや男友達だなんて一生出来るとは思わなかった。
だから斎藤と仲良くなれて、ただ純粋に嬉しいなと思うんだ。