子犬系男子の溺愛っぷり。
* 第6章 *
** やっぱり君は子犬系男子
**
冬休みもあっという間に終わり、3学期が始まった。
「怜先輩〜っ!」
「…何?」
「会いに来ました!」
最近は用がなくてもわざわざ教室まで会いに来るんだ。
それが嬉しくないわけない。
内心すごーく喜んではいるけど、それを表には出せないだけ。
…だって周りに人がたくさんいるし。
「いつ見ても怜先輩は可愛いね」
「…」
そう、これも変わらず。
甘い言葉をサラっと言ってのける。
付き合う前から何も変わっていない。
変わったのはあたしと裕貴君の関係という事だけ。
そう、"恋人関係"である。
学校にいる全生徒があたし達の関係を知っていて、しかも公認で。
「あ、ネックレス付けてくれてる」
「そりゃ…ね」
裕貴君から貰った物だし付けるよ。
ネックレスは付ける為にあるものだし。
先生にはバレないようにシャツの襟で隠してるけどね…
バレたら没収になりかねない。
それだけは嫌だからさ…。
冬休みもあっという間に終わり、3学期が始まった。
「怜先輩〜っ!」
「…何?」
「会いに来ました!」
最近は用がなくてもわざわざ教室まで会いに来るんだ。
それが嬉しくないわけない。
内心すごーく喜んではいるけど、それを表には出せないだけ。
…だって周りに人がたくさんいるし。
「いつ見ても怜先輩は可愛いね」
「…」
そう、これも変わらず。
甘い言葉をサラっと言ってのける。
付き合う前から何も変わっていない。
変わったのはあたしと裕貴君の関係という事だけ。
そう、"恋人関係"である。
学校にいる全生徒があたし達の関係を知っていて、しかも公認で。
「あ、ネックレス付けてくれてる」
「そりゃ…ね」
裕貴君から貰った物だし付けるよ。
ネックレスは付ける為にあるものだし。
先生にはバレないようにシャツの襟で隠してるけどね…
バレたら没収になりかねない。
それだけは嫌だからさ…。