音色
男の人、拾いました
「はぁ…。今日のプレゼン、まただめだったぁ〜」
こんな日は、帰る足取りも重たくなる。
あたし、水城琴音はコンビニのスイーツを開発する仕事をしてる26歳。
夏に向けたスイーツのコンセプトをプレゼンしたものの、今回もあたしの内容は採用されることはなかった。
落ち込みつつも、資料室で今までのデータを見直したりしていたらすっかり遅くなってしまった。
(あれ?誰かいる…?)
ようやくたどり着いたあたしの部屋のドアの前で誰かが倒れていた。
「あのー…」
声をかけても返事は返ってこない。
あたしはその人の顔を覗き込む。
「‼︎‼︎」
あたしは息を飲んだ。
倒れていたのは、男の人。
そして驚くほどきれいな顔をしていたからだ。
こんな日は、帰る足取りも重たくなる。
あたし、水城琴音はコンビニのスイーツを開発する仕事をしてる26歳。
夏に向けたスイーツのコンセプトをプレゼンしたものの、今回もあたしの内容は採用されることはなかった。
落ち込みつつも、資料室で今までのデータを見直したりしていたらすっかり遅くなってしまった。
(あれ?誰かいる…?)
ようやくたどり着いたあたしの部屋のドアの前で誰かが倒れていた。
「あのー…」
声をかけても返事は返ってこない。
あたしはその人の顔を覗き込む。
「‼︎‼︎」
あたしは息を飲んだ。
倒れていたのは、男の人。
そして驚くほどきれいな顔をしていたからだ。
< 1 / 57 >