音色
「これ、琴音が考えたの?」
「うん」
「琴音はなんで今の仕事しようって思ったの?」
突然奏に聞かれる。
「有名店でなくても、今は簡単にコンビニでスイーツって買えるじゃない?そんな手軽な物でも、手に取って食べてくれた人が幸せな気持ちになれるようなそんなスイーツが作りたいって思ったの」
と、あたしは答えた。
「そっか、幸せ、か」
奏はあたしの言葉を聞いて繰り返した。
「じゃあさ、琴音は何でこんな俺のことを部屋に置いてくれてるの?」
さっきとは別の質問を投げかけられて、あたしはちょっとびっくりした。
「悪い人だと思わなかったから、かな?」
「琴音、優しすぎ。だから俺みたいな悪い奴につけこまれるんだよ」
「奏は悪い人じゃないって言ってるじゃん」
「そんなのわかんないじゃん」
「うん」
「琴音はなんで今の仕事しようって思ったの?」
突然奏に聞かれる。
「有名店でなくても、今は簡単にコンビニでスイーツって買えるじゃない?そんな手軽な物でも、手に取って食べてくれた人が幸せな気持ちになれるようなそんなスイーツが作りたいって思ったの」
と、あたしは答えた。
「そっか、幸せ、か」
奏はあたしの言葉を聞いて繰り返した。
「じゃあさ、琴音は何でこんな俺のことを部屋に置いてくれてるの?」
さっきとは別の質問を投げかけられて、あたしはちょっとびっくりした。
「悪い人だと思わなかったから、かな?」
「琴音、優しすぎ。だから俺みたいな悪い奴につけこまれるんだよ」
「奏は悪い人じゃないって言ってるじゃん」
「そんなのわかんないじゃん」