音色
1日だけの恋人
うっすらと目を覚ますと、カーテンから光が差し込んでるのがわかった。
「んー…おはよー琴音」
後ろから奏はあたしを抱きしめた。
「おはよ」
あたしから恋人ごっこしてよと言ったものの、いざ朝を迎えると恥ずかしさが込み上げる。
だって、よくよく考えたら奏のこと好きだって言ってるようなものだから。
あたしがそんなことを考えてる間に、奏はあたしの首筋にキスをした。
「ひゃあ!」
思わずマヌケな声が出る。
「ひゃあって実際に言う人初めて見た」
奏はそう言ってくすくす笑った。
「もう!」
あたしはムキになって言ったけど、奏はそんなのお構いなしにいっぱいキスをしてくる。
首筋なんてくすぐったいのに、何だか気持ちいい。
「やぁ…んっ」
思わず漏れた自分の声にびっくりして口を抑えた。
信じられない。あたしがこんな声を出すなんて。
「きもちい?」
「…うん」
「かわいい」
そう言って、今度は唇を重ねた。
あたしの唇から奏に気持ちが伝わればいいのにと願いながら目を閉じた。
「んー…おはよー琴音」
後ろから奏はあたしを抱きしめた。
「おはよ」
あたしから恋人ごっこしてよと言ったものの、いざ朝を迎えると恥ずかしさが込み上げる。
だって、よくよく考えたら奏のこと好きだって言ってるようなものだから。
あたしがそんなことを考えてる間に、奏はあたしの首筋にキスをした。
「ひゃあ!」
思わずマヌケな声が出る。
「ひゃあって実際に言う人初めて見た」
奏はそう言ってくすくす笑った。
「もう!」
あたしはムキになって言ったけど、奏はそんなのお構いなしにいっぱいキスをしてくる。
首筋なんてくすぐったいのに、何だか気持ちいい。
「やぁ…んっ」
思わず漏れた自分の声にびっくりして口を抑えた。
信じられない。あたしがこんな声を出すなんて。
「きもちい?」
「…うん」
「かわいい」
そう言って、今度は唇を重ねた。
あたしの唇から奏に気持ちが伝わればいいのにと願いながら目を閉じた。