あなたのことが好き

一緒に下校



入学して1週間たった朝、私は美由紀ちゃんと一緒に学校に行った。
「美由紀ちゃんおはよう!」
「雪ちゃんおはよう!ていうか、美由紀ちゃんじゃなくて美由紀でいいよ!」
「わかった!じゃあ、私も雪ちゃんじゃなくて雪ってよんで!」
「わかった!」
朝から楽しく登校した。
後ろでは何か騒がしいなって思って振り向くと、七瀬悠斗君が女子にかこまれて登校していた。
「あれって…なんかいろいろとかわいそうだよね~。」
「美由紀があれでこられたらどう?」
「絶対ヤダね!アイドルって憧れるけど、いろいろと本当にかわいそう」
「そうだよね…」
私はあのままこっちにこられるのはいやだから、
「美由紀!」
「な、なに?」
「大勢でこっちにこられるのはゴメンだから走ろ!」
「まっ、待って~p(´⌒`q)」
私と美由紀は走ったので早く学校についてしまった。
「あ~あ、先に着いちゃったね~」
「うん。」
「でも、教室にも女子いたりして…」
「やめて~(ノ゜□゜)ノ」
「雪ったら~w」
教室あけたとき、中にはいると、だれもいなかった。

私はほっとした。

でも、なかなかみんな来るの遅いなあって思っていたとき、走って逃げてきた七瀬悠斗君がきた。
「あ、七瀬君」
「つかれた~、」
「はなしかけなさいよ、雪!」
「なんで私が~」
「ん?」
「あ、おはよう…」
「雪か~おはよう(≧∇≦)隣は…いつも雪といる美由紀ちゃんだっけ?」
「うん…」
「よろしく(≧∇≦)」
「こちらこそ!」
「雪どうした?」
「え?あ、いつも七瀬君大変だな~っておもって」
「本当だよ~(-.-;)あ、七瀬君じゃなくて悠斗ってよんでよ!!もちろん美由紀ちゃんも」
「うん…わかった」
「うん!私のことも美由紀でいいから」
「りょうかい(≧∇≦)俺のことを呼び捨てで悠斗ってよべる女子のおまえらだけだから、内緒にしとけよ~」
私は大丈夫かな~っておもった。
でも、楽しくできるなら別にいい、今が一番楽しいから。

1時間目は英語だった。
みんなだるそうな顔して授業してた。
「おい、七瀬ここの文読んでみろ!」
悠斗は先生にあてられて、あせっていた。
「わかんねー」
悠斗はみんなの人気者だから、みんなに笑われた。
「七瀬、それじゃあ全然ダメだぞ!次の授業はぜったいにあてるから予習しとけ!」
「はーい」
悠斗は適当な返事でかえした。
「七瀬のかわりに、そうだな~青空!」
「はい…」
「読め!」
「はい、え~と、Bob wants to get a copy of the book written by Roling .」
「よく読めてるな!ついでに意味も!」
「え~と、ボブはローリングによって書かれた本を一冊欲しいと思っている、です」
「素晴らしい!」
「ありがとうございます」
こうして、授業も終わり、下校するとき、美由紀と一緒にかえった。
「今日の英語、すごいね!」
「なんで?」
「なんであそこまでわかるの!?」
「何となくだよ!」
「そっか~」
歩いて話してると、
「なにはなしてるんだ?」
「悠斗!」
「普通に、1時間目の英語のはなししてたんだよ」
「そっか~、あ、紹介するぜ!こいつは、俺の大親友の太一だ」
「太一君か~///」
「美由紀!」
「よろしく!なかなか悠斗とは、付き合いが長いからしょうがないか(¬з¬)」
「なんだよそれ!?」
「まあ、きにしないでくれよ」
私はそのときすごく仲がいいんだなって思った。
別れ道のところで、美由紀と太一君と別れた。
でも悠斗とはずっと同じ方向だった。
「今週空いてる?」
「うん」
「今週の日曜日見学に来ないか?」
「見学?」
「俺たちアイドルの☆」
「うん!」
「本当に?」
「ぜひみたい!悠斗のがんばっている姿みたいな~」
「わかった!じゃあ日曜日な!」
「うん」
はなしはそこできれて別れたけど、日曜日が待ちどうしいな~。
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