あなたのことが好き

始めてのお出かけ



待ちに待った日曜日、今日は、悠斗の見学をする日。
私はいつもより良い格好をした。
私は早く集合場所に着いてしまったけど、その場にもう悠斗がいた。
「ごめんなさい、悠斗待った?」
「全然!か、かわいいね///」
「そう?悠斗こそ、さすがだね!」
「ありがとう!じゃあ行こうぜ!」
「え?もしかして、見学って私だけ?」
「うん!o(`▽´)o」
「そんな~(ノ△T)」
私はもっといるかと思ったから、私だけっていったときは、本当にびっくりした。私は悠斗に手をつかまれた。
「雪、はぐれたり、からまれたりするなよ!」
「うん…」
「心配だからずっと手をにぎってるから!」
「だめだよ~」
「え~ん(ノ△T)」
私はもっと嫌になった。
スタジオに着いていても、悠斗は手を放さなかった。
「悠斗///い、いい加減はなして///」
悠斗は後ろ向いた。
そのとき私と悠斗の顔の距離が、10センチしかあかなかった。
私と悠斗は顔を赤くした。
「な///なんだよ///」
「手はなしてよ~///」
「いやだ///」
「うーん…」
私はだいぶ治ったけど悠斗はなかなかなおらなかった。
そのとき、悠斗と同じグループの人が、
「悠斗なにしてんだよ~」
「え?なにも!」
「あ、女子がいる!悠斗が彼女つれてる!」
「彼女じゃない!」
悠斗は全力否定した。
私はずっとたったままちんぷんかんぷんでいた。
「??????」
「ねぇねぇ!君名前なに?」
「ゆ、雪です…」
「へ~雪ちゃんか~、かわいいな~」
「え?え?え?」
「俺たちはみんな同い年だから丁寧じゃなくていいよ!」
「わかりました!」
「部活はなにしてるの?」
「弓道部だよ!」
「かっこいい~」
「そうですか~?」
「今日は何しにきたの?」
「悠斗に誘われて見学にきました!」
「へ~!俺たち時間だ!悠斗いくぞ」
「悠斗もみんなもいってらっしゃい!」
私は応援した。
でも、一番応援しているのは、悠斗だった。
収録がおわると、私は悠斗の所に行った。
「お疲れ様!」
「雪!どうだった?」
「すごくよかった!今日は用事があるからかえるね!」
「そっか~、今日はたのしめた?」
「うん!ありがとう!」
私は、初めてスタジオにはいって、初めて、悠斗のグループの人とはなして、とてもたのしかった。
悠斗、大事な1日にするねっていいたいな。

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