石田君は2人います。
それでも、ジャスミンティの香りでリラックスできた。
なかなか悪くないわね。
さすがデキる男のチョイスはイケてるわ……。
そうだ!
そう思った瞬間、凌君も何か思いついたのだろう。
「次の打ち合わせに優もいかないか?」
「次の打ち合わせに私もつれてって。」
ほぼ同時にお互い同じようなことを口にしていた。
「優がいった方がその場でシステムを改良できるし、俺から話して伝えるより、直接会って話したほうが得られるものがあるかもしれない。」
「うん、うん、そうだよね。絶対その方がいいよね。」
恐るべしジャスミンティの力。
お互いの意見が一致すれば、私達の行動力はすごい。やっぱり、昔、仕事をしていた仲だけのことはある。