最強の情報屋、睡蓮*
「俺は、睡蓮が好きだ。
だけど、それは叶わない願いとなった
ーーーーーー……………
中学1年生のとき、
俺は睡蓮にダメ元で告白したんだ。
だけど、睡蓮はこう言ったんだ
"応えられない。"
だから、
"好きになってもらえるよう努力するから
付き合ってみてくれないか?"
睡蓮はしぶしぶ了承した。
手も繋いだ。キスもした。
だけど、年が明けた頃に言ったんだ
"これ以上傷つけられない。"
これの意味はすぐにわかった。
俺は睡蓮を惚れさせることが
できなかったんだ。ってね
だけど、まだ好き。
俺はずっと、隠して付いて来たんだ
その頃からかな。
睡蓮がこの計画を立てていたのは。」