最強の情報屋、睡蓮*
「散々だよ。」
私のドス黒い声が響いた
「すいれ、ん…」
「お姉ちゃん…!
わ、わたしは…
お姉ちゃんが変なふうに思われるのが
…いやで…ごめん………」
「そういうの、迷惑なんだよ!!!」
「睡蓮…?」
私は初めて、羽衣と黒百合の前で怒った
「私は特別でも何でもない
私にだって否はあるんだ!!
なんに、睡蓮は睡蓮はって…
慰めのつもりか?思いやりのつもりか?
知らないなら教えてやる!!!
ソレはただの同情であり同時に!
私への最大の侮辱行為だ…」