㈱恋人屋 ONCE!
「…ん?」
私は目の前の光景に違和感を覚えた。
いつまでたっても、車が動かないのだ。
すると、武装隊が一斉に車を取り囲む。
「どういうこと…?」
遠いので何を言っているかは分からないが、真守さんが車に向かって何か叫んでいた。
そして…強盗たちは両手を上げて降りてきたのだった。
それと同時に、警察の人がニ、三人車に乗り込む。すると窓から手が出てきて、車の上にパトランプを置く。強盗たちが車に乗ると、車は走り出したのだった。
「…何が起こったの…?」
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