㈱恋人屋 ONCE!
「その友達がどんな人なのかは知らないけど…私は思うよ?友達のことを知らない人が大地くんを見たら、きっと好きになるって。」
「紗姫さん…。」
「だから私は…大地くんのこと…好きだよ?」
全く、入社初日で規則を破ってしまうなんて思ってもみなかった。
「でもそれって、仕事の関係でってことで…。」
「…それは分かんない。でも、私は…。」
「あの…。」
「?」
「俺の方、向いて下さい。」
私が向くか向かないかのタイミングで、大地くんの唇が私のそれに触れた。
「んっ…!」
温かく、心地よい何かが私の中に流れ込んでいく。
唇を離し、大地くんは言った。
「俺…また紗姫さんに会いに行きます。」
「…約束だよ?」
「はいっ!」
「紗姫さん…。」
「だから私は…大地くんのこと…好きだよ?」
全く、入社初日で規則を破ってしまうなんて思ってもみなかった。
「でもそれって、仕事の関係でってことで…。」
「…それは分かんない。でも、私は…。」
「あの…。」
「?」
「俺の方、向いて下さい。」
私が向くか向かないかのタイミングで、大地くんの唇が私のそれに触れた。
「んっ…!」
温かく、心地よい何かが私の中に流れ込んでいく。
唇を離し、大地くんは言った。
「俺…また紗姫さんに会いに行きます。」
「…約束だよ?」
「はいっ!」