小学生と隣の狼さん

起こさないように、そっと下に行った。

ーーよし。今日は、午後1時カフェ集合で合コンだ！
俺は、変な気合いを入れた。

「〜♪ご・う・こ〜ん」

「……刹那…、鼻歌丸聞こえ。合コン行くんだ。」

「…ひぎゃあああぁぁぁ」
振り向くと、いつの間にか、夏花がいた。
「おまえっ…、いつの間に下にっ…」
「…最初から、起きてたし…」
「ふえっ！？」
俺は、気味悪い声を出した。
たとえるなら、オカマがネズミを見たときみたいな感じだ。