鎖に縛れたお姫様






――――シーーーーーン



皆の顔が私に集中している。

いまさらだけど、やっぱり優雅達は顔が整っている。



どうして私がこんなイケメンと出会えたのだろう




「…さっき言ってたとうり、私と昂は婚約者よ」





隣からドス黒いオーラをだしている人がいるんだけど…



私は優雅をあえて見ない。



「美優ちゃん、それって許嫁?」




「…ええ、許嫁よ。でも私達は愛し合っている」



「ブス、次嘘ついたら殺す」


「…なんでそう思うの?」


「ブスが昂っつー奴に怯えていたからそんなことはわかる」



ナンデ、ソコマデワカルノ?

涙がでそうだ…、でも、今泣いたら嘘って思われる








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