鎖に縛れたお姫様





「優雅…」


「もう、二度とお前を離さねぇーからな」


ジワッ


「あれ…?どうしてかな?なんで涙がでるんだろっ?」




私、この一年間どんだけ泣いてるんだろう…





「美優、お前の本音が聞きたい。お前は俺らと離れたいか?」



彼は泣く私を撫でながら言う

「…っ、はなれたくないょ、でもっ、離れないと…、優雅達に私のせいで大変な目にあってしまうかもしれない…」


「それが、怖いのっ…」


優雅は黙って聞いている。







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