鎖に縛れたお姫様
私達は車に乗り動きだす
「優雅ねぇー…」
彼はウキウキしてたまらないって感じで、私にか聞こえない声で言う
“あいつをめちゃくちゃにしたらどんな表情をするんだろうな?”…と。
それは優雅の事を新しいオモチャとして扱おう、そんな口ぶり。
私は昂の腕をガシッと掴む
「なんでもするからっ、優雅にはなにもしないで…」
「痛ぇな…」
彼は私の手を振りほどき私の首を掴む
「~っ」
「じゃあ、ここで裸になれよ」
運転手さんは驚いている
それもそうだ、首を掴まれて、そのあとは“裸になれ”と言ってるんだから…
「いいわ…でも、そのかわり優雅には手をつけないで」