鎖に縛れたお姫様
あっ…、あの青い髪は忍だっ!
「忍先輩~っ」
私は忍に聞こえる大きさで言う
でも忍は無視だ。
走って忍のところに行くと、やっと私の方に振り向く
「え?!お嬢さんなの?!」
なぜか忍も皆と同じで顔が真っ赤だ…
「お嬢さん、可愛いね」
「皆お世辞言うんだね…、知ってるよ?似合わないことぐらい…」
「それより、忍の所の出し物ってなんなの?」
「ホストだよ」
彼はニッコリ笑う
「ホスト?」
なにソレ…
そんなの聞いたことないよ。
「…知らないの?まぁ、あとで2年D組においで?」
「うん、そうしようかな?」