鎖に縛れたお姫様




俺は美優に近づいて言う



「ずっとお前を探してたんだ、お前を殺したくて」…と。



「な、に、言ってるの…」


美優の顔が真っ青になっていく




俺は笑いながら耳打ちをした


“殺してあげる”…と。




警察が俺たちに近づきぶつかる



それを狙って俺はわざとよろける






――――――ブシャァァ…



それと一瞬で真っ赤な血が俺の顔に付く







……ああ、俺は人を






















殺したんだ…。





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