鎖に縛れたお姫様

友情の約束












再び瞼を開くと小鳥の鳴き声が聞こえる




「…(もう朝なのね)」




私は優花さんを起こさないように
ゆっくりと学校のしたくをした





「ん~…み、ゆちゃん?」



「あ、ごめんなさい、起こしちゃった?」




優花さんの寝起きは 相変わらず可愛い



「…起こされちゃった~」



「美優ちゃん学校なのかぁ…
いってらっしゃ~い」



ヘラヘラして笑ってる、なんか寝起きが薫に、似てる



私は苦笑いをして“行ってきます”と伝えて部屋から出る















< 46 / 269 >

この作品をシェア

pagetop