鎖に縛れたお姫様



“探してたよ、必死に”



「…頼んでないじゃない」


ポツリと呟く




ちゃんと守らないといけないのよ

苦しい色のした



赤のラインを…。



彼らが私を探した意味なんて、知らない。



夏なのに涼しくなった






今日もまた留守番電話を知らせるランプは鳴っている



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