鎖に縛れたお姫様
優雅と薫と輝はキレている
忍も、あいつらを殴りたいんだろう、
眉間に皺がよっている
本当、心が開きそう…
「ゆ、優雅っ、もうやめなよ…、その人達、死んじゃ、うッッ」
本当に死にそうだ…
「…チッ」
彼らは私に近づく
「…わりぃ、俺がもう少し早くこれば、こんなことに…」
「謝らないで…、私が、悪いの…」
なんで、あなたが哀しい顔をしてるの?
「で、でもよかったな、ブス。処女のままで」
「…私は処女じゃあないわ」
「「「は?」」」
あれ?なぜか鬼がいるよ?
さっきまで哀しそうな顔してたのに…
「まあ、無理やり…だけど、ね」
彼らは険しい顔をしている
彼らには言える、昔の話を…
「さぁ、昔のお話を少し話しましょうか…」