恋 愛 史
雨の日は、カフェラテ片手に過去を辿る


恋とも呼べないような、
そんな儚いときめきとか、
そんなのもあったけど。

あんなに消したかった記憶も、
あんなに忘れたかった人達も、
とうとう色褪せてくると切ない。

だから、
雨の日くらいは思い出そう。

水面に波紋を広げるように、
色んなことを思い出していく。

そうすれば、また色付くから。

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