Last time memory's
第一章
「よ、よ、宜しくね!!」
「…ん、宜しく。」
....んー、あたしテンション間違ったかなぁ…。折角お隣の席になたんだし、仲良くしようと思ったんだけどなぁ...。
「....お前、声。」
「へ?声?」
「全部聞こえてる。心の声。」
「え、あ、え…....!!」
ぎゃぁあ...はっず....恥ずかしい…///
ごごごごめんなさいいい///
「....いや、謝んなくていんだけど...。」
「はう....また、聞こえてたんですか.....///」
「...。」
な、なんで無言になるのっ!!
もう...最悪....。
「え、えっとー...名前!!名前教えてください!!」
「....中原裕太」
ほぅ....ゆうたんか...。
「ゆうたんやめろ....」
「!!」
「聞こえてる」
「す、すみません...」
「...........お前は?」
「へ?」
「だから..........お前の名前」
あ、そっか。自己紹介しないと。
「雪!!荻野雪だよ!!」
「...荻野さんね、宜しくな」
「う、うん!宜しくね、中原くん!!」
....この人なら、話せそうだなぁ...あたし。
こうしてこの恋物語ははじまる。