最悪な学校生活

美華side


「美華…俺らに話して?」

大川君の顔を見ると、言葉が出なかった

「はな、せないよ…」

悲しかった。
みんなの悲しそうな顔を見るのは…

「なんでなん?俺らのこと信じて
へんの?」

錦野君の消え入りそうな声が聞こえた。


信じて無いわけない…
でも、

「信じて無いわけないじゃん…」

自然と涙声になった。

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