晴れときどき曇り

私は告白なんてされたことなかったから、信じて「はい」とか言ってしまった。

その後、科野光輝が、

「ぷっ(笑)嘘に決まってんじゃん。信じてた?」

なんて言ってきた。

私は、その出来事で科野光輝がだいっ嫌いになった。

「そうだよ。あんた私をだましたんだからね。」

つい、あの時の事を思い出して強く言ってしまった。

「あの時は、本当にごめん。俺もあの時ガキだったから。」

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