君とずっと…
私は思いきって
話しかけた。
「あ、あの〜。」
彼はこっちを向いた。
「あぁ、ごめん。
いきなり引っ張って!
でもこうでもしないと
女子たちがどこか
行ってくれないし。」
少し笑いながら
そう言った。
「なんで私?」
「えっ?あぁ。
ぼーっとして
俺のこと見てたから。
朝も見てたっしょ!?」
「つい…。(笑)
ばれてたんだ。
ごめんなさい。」
朝のことを
思い出したら
恥ずかしくなってきた。
「気にしなくていいし。
あっ!さっき彼女とか
嘘ついてごめん。」
「ううん。大丈夫。」
少し心が痛んだ。