君とずっと…
休み時間になると
真紀と由希が
私と愛の席に
かけよってきた。


「「で、どうだったの!?」」


「二人ともハモってるし!(笑)
あっ!さっき愛にも言ったけど、
聡っていうんだって。
タメらしんだけど
クラス聞くの忘れた。」


「聡くんね〜。
っていうかクラス聞かないで
どうすんの!
七クラスもあるのに…」


真紀が言った。


そうだった…
私たち二年生だけでも
七クラスあるんだった。


「あはは…
緊張してそんなの
すっかり忘れてた。」


「あはは、じゃないでしょ。
次会ったらちゃんと
聞いときなよ!」


由希に言われた。


「はーい。
絶対聞きまーすっ!」

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