君とずっと…

私は恥ずかしさのあまり
いてもたってもいられず、


「あのさ、聡くんって
何組なの?」


ついに聞いちゃった。


「俺?
俺は五組だよ。
ってか聡でいいから!」


五組かあ…


私は一組だから
けっこう離れてるなぁ。


って、ちょっと待って!
呼び捨てとか
恥ずかしいんですけど!


他の男子は
呼び捨てなんだけど…(笑)

「そっかぁ。
こっちは一組だから
ちょっと遠いね。
あっ!私も奈美でいいから!」


「わかった。奈美ね!」


「あ、あとアドレス
教えてくれる?」


「あぁ、いいよ☆」


私たちは
アドレス交換した。


やったよ私!
よく頑張った!!(笑)



アドレス交換したところで
バスが止まった。


「じゃああとで
メールするね♪」


「おぅ!」


私と真紀は
バスを降りて
学校へと走った。


うれしくて
走りたくなった。


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