夜の秘密会議
今は11月。
玄関を出れば、冷たい風が頬を掠める。
寒いなー。
悠も私と同じく寒いと思ったらしく、
「はよ帰ろ」
そう言って私の手を引っ張った。
しばらく一緒に他愛もない話をしてると、突然悠が私にブレスレットを渡してきた。
「突然だね.....。」
そう言いながらも、私はまじまじとブレスレットを見る。
ピンクと透明のパワーストーンのブレスレット。
きれい.....。
「一応それ、お守り。腕にずっと肌身離さず付けとけよ」
そりゃあ、可愛いから付けるよ。
けど、
「何で肌身離さず?」
疑問に思ったことをそのまま言った。
すると悠は真剣な顔になり立ち止まった。
私も悠に合わせて立ち止まる。
え、何?悠が真剣な顔ってあんまりないよね?
「さゆ。今日なんか変なコトとかなかった?」
「別に何もないけど.....。」
あまりにも悠が真剣に話すから若干戸惑う。
「良かった」
そして突然、安堵する。
え、マジで何?
今日、私何かされたっけ?
普通の日だったよね?
顎に右手をもっていき考える。
そして、悠の声が降ってくる。
顔を上げればまた真剣な悠で。
「これから何かあったら俺に必ず言え。分かったな?」
なんだコイツ。
真剣な顔したり安堵した顔したり。
忙しいヤツだな。
なーんて真剣な悠の声も聞かず、そんなくだらないコトを思う。
玄関を出れば、冷たい風が頬を掠める。
寒いなー。
悠も私と同じく寒いと思ったらしく、
「はよ帰ろ」
そう言って私の手を引っ張った。
しばらく一緒に他愛もない話をしてると、突然悠が私にブレスレットを渡してきた。
「突然だね.....。」
そう言いながらも、私はまじまじとブレスレットを見る。
ピンクと透明のパワーストーンのブレスレット。
きれい.....。
「一応それ、お守り。腕にずっと肌身離さず付けとけよ」
そりゃあ、可愛いから付けるよ。
けど、
「何で肌身離さず?」
疑問に思ったことをそのまま言った。
すると悠は真剣な顔になり立ち止まった。
私も悠に合わせて立ち止まる。
え、何?悠が真剣な顔ってあんまりないよね?
「さゆ。今日なんか変なコトとかなかった?」
「別に何もないけど.....。」
あまりにも悠が真剣に話すから若干戸惑う。
「良かった」
そして突然、安堵する。
え、マジで何?
今日、私何かされたっけ?
普通の日だったよね?
顎に右手をもっていき考える。
そして、悠の声が降ってくる。
顔を上げればまた真剣な悠で。
「これから何かあったら俺に必ず言え。分かったな?」
なんだコイツ。
真剣な顔したり安堵した顔したり。
忙しいヤツだな。
なーんて真剣な悠の声も聞かず、そんなくだらないコトを思う。