意地悪なお隣さん
「怖かったよ!段々普通じゃないことにも気付いたよ!だから逃げてきた。たつき君は私の友達兼幼馴染みであり、私を売る会社の息子だよ」
「俺は最初に言ったよなたつきにお前は渡さないって」
「無理だよ。私は産まれた時から親の借金返す契約者本人なんだもん」
「体じゃなくても払えるだろ!?バカか」
「幼少期は体でいくら返した?」
そんなこと分からないよ
でも両親が借金作ると決まって私は撮られた
必死に親の為に
「分かんない。多分たつき君が全部知ってる私はたつき君の物になって返さなきゃいけない」
「たつきって何者?そんなに偉いのかよ?本当はさっき迷ったんだろ?俺とする事に。それとも動けなかった?幼少期のトラウマで」
「もう、やめて。幼少期の事なんか思い出したくない。いつまでもどこまでも親が借金するかぎり私は撮られるかはたまたそれ以上かそれしかないんだから。時に私は救えない。ごめん帰る」
「帰さない。どうしても帰るってならカスミのDVDでも見るか」
「ちょ!あれは捨ててよ!」
「はぁ?なんで?」
な、何でってそんなの
「えっと、あの・・・兎に角捨ててよ!!」
「世の中の男の役にたちたいんじゃねーの?だったら最初っからあんな事言うなよ。自虐的過ぎて笑えないから」
「意地悪!意地悪!アホ!時のアホ!バカ!」
「冗談だよ。真っ二つにして捨てたからカレーくらい食ってけよ」
「え?」
捨ててくれた?
あの意地悪な時が?
「なんか素のお前もわかったし。臆病で素直じゃないただの食い意地女」
「だ、大学の人に言ったりしないよね?」
「まぁ、それが嫌なら俺の女になることだな」
「えぇええ!!」