意地悪なお隣さん


「な、なんでキス何かしたの」



「大丈夫だよカスミ、そんなに期待しても何にも起こらないから。ってか俺が逆に襲われそうで怖いな夜、鍵でもかけとくか」



「ちょ!ちょっと!人が変態みたいに」




「変態だろ?違うの?え、さらに引くわぁーもっとキスしてって他にもねだってるんだろ?」




は?何の話だ?

すると時は一枚の写真を出してきた




「これ誰?」



「幼馴染みのたつき君」



・・・ま、まさか焼きもち?



でも、付き合ってもないし

あーモヤモヤするよ




「この写真の裏に大人になったら迎えに行くねって書いてあるけど」




「うそ!?しらなかった!」



この写真は小さい頃たつき君と撮った写真・・・
でもなんで時が?




「これどうしたの?」




「この間落としてった」




「え?」





「お前のカバンから落ちた」





でもこんな写真知らないし
私のアルバムにも無いのにどうして





「1つ忠告」



「え?」



「俺、こいつにお前渡さないから」




は?どうしたらそうなるのだ
第一私達は恋人じゃないし!



「こ、恋人じゃないのに?」



「そうだよ。誰とでもキスして寝るような食い意地女は俺以外に渡さない」



「ちょ!誰とでもキスしてって私は時との時とのが初めて・・・じゃないわ」



そう言えば小さい頃
たつき君としたわ
でもあれはおままごとだったし

・・・うっ、すっごい睨まれてる

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