君は私のすべて
ああ、もうすぐ学校に行く時間だ。

私はおもむろに落書きだらけの教科書をかき集めてかばんに詰めた。



今日もたくさん嫌なことされるのかな。



そう思うと心が重くなって、今日は学校を休むことにした。
中学校までは、無断欠席するとおばさんのところに電話が入ったけど、高校はそんなことはない。だから私は時々学校をサボっている。

















< 2 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop