⚡︎雷が鳴る日は特別な日





美『私は小さい頃からパパとママに嫌われていた。それが分かったのは私が4歳の頃。この年になると誰でも物心がつき始めていた。そして、私の誕生日の日に弟が産まれた…ママ達はなんで誕生日が私と同じなんだって物に私にあたってきた。そん時に気づいたんだ。ママ達は私のことが嫌いなんだって。弟が産まれてから弟ばかりが可愛って私のことなんて放ったらかしだった。そして小6の大雨が降って雷が鳴っている時、家を追い出された。まー、家とお金は用意してくれたし何とか生活出来たけどね。だから家に帰っても誰もいないし雷が怖くなったのもそれが原因なんだ…長々とごめんなさい』



ーギュゥー



陣は何も言わず、ただ私を抱きしめ頭を撫でてくれていた



そして



陣『美玲さえ良ければ一緒に住むか?』



美『(ドキッ)えっ?いいの?』



陣『あぁ、一緒にいてくれるか?』



美『はぃ!』






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