姫の笑顔
ラスティ国
ラスティ国の専用飛行機でラスティ国へ。
飛行機に乗ることが初めてで恐かった。
気づいた王妃様が
「大丈夫。」そう言って微笑んでくれた。…少しだけ気持ちが楽になった。
飛行機が飛んだ。
ベルトサインが消えて、外すと、付き人の一人がわたしに
「ラスティ国まで約6時間、ごゆっくりお休み下さい。」と言い、紅茶を出してくれた。
「ありがとうございます。」そう言うと
「付き人ごときに礼は不要です。」と言われた
「はい…すみません。」そう言うと、付き人の人は奥へ消えていった。…慣れないな…落ち込んでると
「気にしないのよ?…ミリヤはまだこの世界に慣れていないのだから。この世界に慣れるのは少しずつで良いの。」と言った。
「はい…王妃様」そう言うと王妃様は
「わたしは『王妃様』ではない別の呼び方が良いのだけれど」そう言うとわたしは考えて
「お母さま」そう言うとお母さまは微笑んで
「えぇ。」と嬉しいそうに言った。
「私も『お父さま』が良いな。」と国王様…お父さまが言った。