天使のイタズラ。
なんて、呑気に考えていたら
晴哉くんから急に話を振られた私。
「ねぇ、咲良ちゃん、こいつ何か良くないこと企んでるから、気を付けた方がいいよ?」
そう言ってさやちゃんを指差して笑う晴哉くん。
「なんだろうね-」
私はそう言って笑い返した。
今日、夢でみたあの出来事のせいで
私は男の人が苦手になってしまった。
でも、晴哉くんはさやちゃんの幼馴染みということもあり、普通に話せるようになった。