天使のイタズラ。
*咲良side*
*咲良side*
私はあの時の真実を聞いた今、
頭はパニック状態だ。
私はそれが本当か知りたくて、いっぱいいっぱいの頭を必死で整理して西山くんに聞いた。
「.......じゃ...あ、あの時、西山くんは私のこと嫌いじゃ なかったの.....?」
「ちがう。嫌いなんかじゃなかった....。
..........本当は好きだったんだ。」
「.......っ!」
「その後、ずっとずっと後悔した。なんで、あんなこと言っちまったのか...。本当の事言えばよかったって。」
私はもう、いまこれが現実なのか解らなくなる。
西山くんはあの時から私を好きだったなんて。
私はまた夢を見てるのかな…