あなたには聞こえますか…………
6月5日10:15
24時間勤務を終えた雪は、帰宅の途中だ
った。
子供たちへの音の被害の無さが分かった
雪は、久し振りに気持ちに少し安堵が浮
んでいたのだ。
その帰り道、ケーキでも買って帰って、
花梨と一緒に食べようとケーキ屋の前で
立ち止まっていた。
その日の夜、雪は花梨と一緒に楽しく話
す姿がある。
(やっぱり、花梨といる時が一番和むん
だよな)
そう考えながら、雪は帰宅途中に買った
ケーキを出していたのだ。
たくさん花梨と話し、気持ちの愛を確認
し、夜も更けてきた時に花梨が呟いた。
「雪さんは、無理して倒れないでよ……」
そう涙ながらに話す花梨の姿がある。
雪も同様に花梨と、ずっと離れたくなか
った。
「大丈夫だから。一生一緒だって約束し
たやんか。ずっと一緒だよ。花梨」
「約束だよ……雪さん、愛してるよ」
「俺も愛してる」
それから、花梨は自宅に帰っていった。
「やっぱり花梨が大好きやわ、俺」
雪は、独り言を呟いていた。
食卓を片付けた時、花梨がケーキを食べ
ていないことに気付く。
(苦手な味だったのか?
以前は好きな味だったはずだけどな?)
そう考えながら雪は、1つ思い付いてい
たのだ。
「苦手な味
苦手な音?」
それから、少し考え雪は眠りについて行
く。
24時間勤務を終えた雪は、帰宅の途中だ
った。
子供たちへの音の被害の無さが分かった
雪は、久し振りに気持ちに少し安堵が浮
んでいたのだ。
その帰り道、ケーキでも買って帰って、
花梨と一緒に食べようとケーキ屋の前で
立ち止まっていた。
その日の夜、雪は花梨と一緒に楽しく話
す姿がある。
(やっぱり、花梨といる時が一番和むん
だよな)
そう考えながら、雪は帰宅途中に買った
ケーキを出していたのだ。
たくさん花梨と話し、気持ちの愛を確認
し、夜も更けてきた時に花梨が呟いた。
「雪さんは、無理して倒れないでよ……」
そう涙ながらに話す花梨の姿がある。
雪も同様に花梨と、ずっと離れたくなか
った。
「大丈夫だから。一生一緒だって約束し
たやんか。ずっと一緒だよ。花梨」
「約束だよ……雪さん、愛してるよ」
「俺も愛してる」
それから、花梨は自宅に帰っていった。
「やっぱり花梨が大好きやわ、俺」
雪は、独り言を呟いていた。
食卓を片付けた時、花梨がケーキを食べ
ていないことに気付く。
(苦手な味だったのか?
以前は好きな味だったはずだけどな?)
そう考えながら雪は、1つ思い付いてい
たのだ。
「苦手な味
苦手な音?」
それから、少し考え雪は眠りについて行
く。