あなたには聞こえますか…………
「これでよしっと!

まぁ……アンケートなんて適当でいいよね

ー! 

一途ではないけど……イヒヒ。

でも、バレるわけないんだからさっ!

それにどうせ、自動抽選みたいなもんで

しょ?

プレゼントもらうために番号は、しっか

りと、正確に記載してあげたんだしさ!

逆にありがたいと思ってもらわなくちゃ

ぁね!

よーしっ。豪華プレゼント当たれー!

それにしても、災いってなにー? キャハハ

こういう記載で、心理的に怖くさす方法

なのかな? 今時、誰がこんなのを信じ

るんだかっ! バッカみたい」





その時だった。

ゆりの携帯には、電話を知らせる着信音

が静かに鳴り響いていたのだ。


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