あなたには聞こえますか…………
第32章……巡り合わせ
2月2日12:18
「先輩……やっとありましたよ……
もう疲れました……」
「遅いわ。何時間かかっとんや。
もう昼やないか……
まぁでも、ご苦労さん。助かったわ」
「もう、資料の量が山のように……
そうだ! 当時の聴取した担当は、片桐さ
んでしたが……」
「あ……そうか年末の一連のでか……」
「はい……お亡くなりになったので、
文面でしかもう詳細は分かりませんが」
「いや、充分や。ありがとな」
「でも今さらその聴取がなぜいるのです
か?」
「わからんが、勘や、勘。今回の騒動と
のな」
「え! まさか犯人の手がかりが?」
「まだわからん。今から目を通すから、
お前は休憩しとけ」
義信は当時の聴取したファイルを開きだ
していた。
「先輩……やっとありましたよ……
もう疲れました……」
「遅いわ。何時間かかっとんや。
もう昼やないか……
まぁでも、ご苦労さん。助かったわ」
「もう、資料の量が山のように……
そうだ! 当時の聴取した担当は、片桐さ
んでしたが……」
「あ……そうか年末の一連のでか……」
「はい……お亡くなりになったので、
文面でしかもう詳細は分かりませんが」
「いや、充分や。ありがとな」
「でも今さらその聴取がなぜいるのです
か?」
「わからんが、勘や、勘。今回の騒動と
のな」
「え! まさか犯人の手がかりが?」
「まだわからん。今から目を通すから、
お前は休憩しとけ」
義信は当時の聴取したファイルを開きだ
していた。